ドラマの再放送

今年の4月のクールは、「半沢直樹」や「SUITS」、「ハケンの品格」など過去の作品の続編が多く、始まる前から大変話題になっていました。
しかし、ドラマの撮影も難しい状況で、月9や水10などのドラマ枠がぽっかり空くという非常事態に陥ってしまいました。
そこで、キー局は過去のドラマを“特別編”として再放送しています。

どうして特別編とされているかというと

・再編集をしている
例えば「逃げるは恥だが役に立つ」では、初回放送時には無かったカットを盛り込んだり、放送枠を延長していた話を本来の1時間の枠に収まるように話を削ったりして厳密には違う作品になっている。

・ほとんどの場合で週に1話しか出来ない
ドラマ枠を埋める形の放送の場合、週に1回、1時間しか放送できません。しかし、ほとんどのドラマは10回程度の放送で完結するようにできているため、数話しか放送できない場合は話が成立するように編集をしないといけなくなります。

・ただの再放送ではスポンサーが付きにくい
おそらくこれが一番大きいのでしょうが、ただの再放送では製作費などもほとんどかからず、結果としてスポンサーもあまりお金を出してくれません。しかし、ドラマの放送枠はみんながテレビを見る時間に設定しているため、それではあまり稼げずもったいないのです。

こんな感じで色々理由があります。
せっかく過去のドラマを再放送するんだったら好きだった「やまとなでしこ」なども流してほしいのですが、出演者が事件を起こしているなど意外と何も問題なく流せるというドラマは少なく、テレビ局も苦労しているようです。

ともあれ、延期になっているドラマは話題作だらけで、私も楽しみにしているので早く放送が決まってほしいです。